「書店員が選ぶ絵本新人賞2025」の募集要項等を公開しました。
2024/09/12
2024/09/12
2024/11/07
「書店員が選ぶ絵本新人賞2024」大賞受賞の作品『ライオンのくにのねずみ』が、
書名を『ライオンのくにのネズミ』と改題し、中央公論新社より発売されました!
詳細は「受賞作品一覧」からご覧いただけます。
2024/07/02
読売新聞東京本社と当社が主催する「書店員が選ぶ絵本新人賞2024」の大賞および特別賞受賞作が決定いたしました。(※敬称略)。
◆ 大 賞
『ライオンのくにのねずみ』 さかとく み雪(ゆき)(44歳、ドイツ在住)
◆ 特別賞(2作品)
『わたしはかわいいおにんぎょう』 はせがわ まり(18歳、東京都在住)
『ズグロカモメの夏』 いすやま すみえ(41歳、神奈川県在住)
2回目の今回は国内外から422作品の応募があり、選考には全国の書店員406名の皆さんにご協力いただきました。大賞受賞作は2024年11月に中央公論新社より刊行予定です。贈賞式は11月13日に如水会館(東京都千代田区)で行います。
2024/04/11
「書店員が選ぶ絵本新人賞2024」の最終候補作品が、下記9作品に決定いたしました。
■「書店員が選ぶ絵本新人賞2024」最終候補作品(作品名50音順)
『キミはとくべつ』ヤマダサブロー
『コウモリさんのさかさまおすし』久保聡志
『ズグロカモメの夏』いすやますみえ
『たいふうベイビー』なかやゆうじょう
『ぬれないライオン』武井史織
『ねじまきロボットブリキくん』杉浦一志
『ほしのくものいちばんのじまん』ねこしちゅう
『ライオンのくにのねずみ』さかとくみ雪
『わたしはかわいいおにんぎょう』はせがわまり
大賞発表は、7月を予定しています。
2024/03/01
2023/09/08
2024/04/06
「書店員が選ぶ絵本新人賞2023」特別賞受賞の作品『うちゅういちの たかいたかい』が、中央公論新社より発売されました!
2023/11/16
「書店員が選ぶ絵本新人賞2023」の贈呈式が11月15日、東京・丸の内の東京會舘にて行われ、大賞受賞のただのぶこさん、特別賞受賞のおなのりえさん、ホッシーナッキーさん、にいたさんに賞状と副賞が授与されました。
会場には大賞作品を書籍化した『はるさんと1000本のさくら』(「はるさんのユートピア」を改題)が並べられ、ご来場の方々にご覧いただきました。
たださんは「本当に驚いています。これからも今までと同じペースで、ゆるゆると絵本を描き続けていきたい」と語りました。
なお特別賞の『ゆき』(おなのりえ・作)は2024年1月刊行予定。『うちゅういちのたかいたかい』(ホッシーナッキー・作、にいた・原案)は2024年4月に刊行予定です。
2023/11/10
「書店員が選ぶ絵本新人賞2023」大賞受賞の作品『はるさんのユートピア』が、
書名を『はるさんと1000本のさくら』と改題し、中央公論新社より発売されました!
予約時点より各書店様よりご注文いただき、発売前重版が決定しました!
2023/08/02
「書店員が選ぶ絵本新人賞2023」の大賞および特別賞受賞作が決定いたしました(※敬称略)。
◆ 大 賞
『はるさんのユートピア』ただ のぶこ(75歳、兵庫県在住)
◆ 特別賞(2作品)
『ゆき』おな のりえ(東京都在住)
『うちゅういちの たかいたかい』ホッシーナッキー(42歳)・にいた(8歳)(兵庫県在住)
第1回の今回は国内外から561作品の応募があり、選考には全国の書店員408名の皆さんにご協力いただきました。大賞受賞作は2023年11月に中央公論新社より刊行予定です。贈賞式は11月15日に東京會舘(東京都千代田区)で行います。
2023/06/13
「書店員が選ぶ絵本新人賞2023」の最終候補作品が、下記10作品に決定いたしました。
■「書店員が選ぶ絵本新人賞2023」最終候補作品(作品名50音順)
『足のくさいフムフムさん』下釜みどり
『あまやどり』大石さちよ
『うちゅういちの たかいたかい』ホッシーナッキー/にいた
『「え」のじがにげた』おおたちえ
『こけむすふたり』よよすすき
『シャーク!』椿三四郎
『ちびたクラブ』ネコリハコリ
『つぎ、でます。』HIDEO
『はるさんのユートピア』ただのぶこ
『ゆき』おなのりえ
大賞の発表は、2023年8月予定です。
2022/12/23
読売新聞東京本社と中央公論新社は「書店員が選ぶ絵本新人賞」を創設した。コンセプトは「文字好きを育てる絵本」。全国の書店員が大賞を選ぶ。選考過程でアドバイザーを務めるスペシャリスト2人に絵本の魅力や新人賞に期待することを聞いた。
「文字を読むことが好きな人が増えてほしい」という願いから、この絵本新人賞が生まれた。着眼点が面白い。絵本は子供たちが初めて出会う本であり、大きな可能性を秘めている。
絵本には、「文字を読む」ことに加えて「絵を読む」「余白を読む」「雰囲気を読む」という面もあり、子供たちは様々な「読む」体験を通して、想像力を養う。
この想像力が読解力の礎になる。最近は、SNSの炎上などに見られるような言葉尻を捉えたトラブルも多い。真の読解力、想像力の欠如が一因だろう。
絵本には色んな物語や世界が詰まっていて楽しい。それを知ること自体が大事な体験だ。そうした体験が、大人になったときに「本が自分を助けてくれるかもしれない」という発想につながり、「本への信頼」も生まれるのだと思う。
昨今は面白さや「子供にウケる」といった点を重視したものも少なくないが、絵本には、子供の内面に入り、物語の世界の豊かさや読書の喜びを教える役目がある。
子供を絵本の聞き手に終わらせず、一人で本を読めるようにするには、作品を作る側の工夫も必要だ。
最近、絵本が好きで字をよく知っている園児に小学校1年生の教科書を読ませたところ、横書きに慣れてしまっているためか、縦書きの字を横に読んだという話を聞いて驚いた。
絵本から児童文学への橋渡しとなる「幼年童話」のような作品のジャンルもある。子供たちが、より文字を重視した作品に触れていけば、本を読むことに対するハードルは下がっていくだろう。絵と文字が一体となって物語が立ち上がってくるような作品が読みたい。
商業出版した経験がない人の未発表作品に限る。大賞は賞金50万円で、作品が中央公論新社から刊行される。応募期間は来年1月1日~4月30日。